トップページ / 令和6年1月25日神奈川県講習会に「清水港・みなと色彩計画」プロジェクトを発表しました

令和6年1月25日神奈川県からの依頼により神奈川県下市町の職員の皆様を対象にオンラインによる景観講習会で「清水港・みなと色彩計画」プロジェクトを発表しました。

資料は32年間の共創による「清水港・みなと色彩計画」を

①地域コンテクストを踏まえたプランニング

②地域(事業者、市民、参画者(利用者)の主体性を促進

③段階に応じた組織・体制の確保

④段階に応じたブラッシュアップ

が、共に創り続ける清水らしさを求めた美しいみなとづくりの継続につながったことを発表しました。清水港活動風景、協議会の取組み動画を配信しました。

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・富士山の景観と港の特別な景観形成のまちづくりというイメージがあるが、20 年前に観光で訪れたことがあり、その後のまちづくりに興味があった。

・富士山の眺望を生かした景観づくりは、神奈川県においても参考になると思い、興味深く拝聴させていただきました。

・あるべきまちづくりに市民の主体的な参加を促す共創の仕組みづくり、人づくりの点で、示唆に富んだ事例だと思います。景観を生かした 30 年以上のまちづくりの取り組みの相乗効果の成果だと感じます。 

・清水らしさを求めた美しいみなとまちづくりということで、約 30 年という歳月をかけて取り組まれてきた静岡市様及びみなと色彩推進協議会様の貴重なお話を聞くことができ有意義な研修になったと思っております。ありがとうございました。 

・計画策定前の清水港は、産業・物流のための港で、殺伐としたような雰囲気でしたが、色彩計画によって色彩を統一することで、だいぶイメージが変わったので驚きました。やはり景観を形成する上で色彩というのが非常に重要なのだと、改めて実感する事例が多くありました。また、色彩計画は義務ではなく任意のもので、公的支援がないにもかかわらず、事業者からの幅広い協力が得られてここまで浸透し、30 年以上にわたる持続的なプロジェクトとなっていることに、協議会の皆様の思いや努力を感じました。

・清水港・みなと色彩計画の策定にあたって、行政としてあるべきだと考える像を一方的に求めるのではなく、イメージカラーや協力の意向等の市民・事業者目線のアンケート結果を取り入れるなど「市民、事業者の意見を踏まえた計画づくり」を実現していることが素晴らしいと感じました。このたびは、講習会実施のために御準備・御調整くださいましてありがとうございました。 

・講習を聞いて地域住民や民間企業の景観に対する意識の高さに驚かされました。「清水港・みなと色彩計画」のきっかけも、レディス・マリン・フォーラムという団体から始まるなど、行政が独り歩きするようなまちづくりではなく、地域と力を合わせて作り上げられた街並みであるということが何より魅力的であると感じました。この度は、貴重なお時間を頂きまして誠にありがとうございました。 

・産官学民の連携による景観まちづくりの好事例だと思います。特に事業者の協力意識調査の結果を見ると意識の変化が顕著であり、改めて市民や事業者を巻き込むことの重要性を認識しました。

 ・長年にわたり、景観に対する取組を進めて来られたことに、敬意を表します。昨今の人手不足の中で、専属で2名配置していることから、静岡市としても、景観に力を入れていることがよくわかりました。県内市町村では、歴史的建造物等を踏まえた景観づくりを進めている自治体はありますが、富士山を含め、視界に入るものに対して、景観づくりをしているところはないと思います。残念ながら、県内には、同じように富士山が見える自治体でも、人員不足や、必要性がないという理由で、景観に対する取組をしない自治体もあります。そのような自治体に対して、きっかけとなるような、良いアドバイスがあれば、ご教示ください

等のご意見を頂きました。