受賞歴
清水港・みなと色彩計画は、清水港に関係、立地する企業のCIを尊重しながらも美しい港づくりを目指した主体的な取り組みです。条例、減税制度のないなかで地域による「美の規範」を形成してまいりました。
そしてこれからの国土をマネージメントする取組みであると評価され数々の賞を頂いてまいりました。
1999年
2001年
- 中部の未来創造大賞(国土マネジメント部門)大賞(ホームページ)
2003年
- 水辺のユニバーサルデザイン大賞 優秀賞(ホームページ)
2006年
- 国土交通大臣認定 手づくり郷土賞 地域活動部門 (ホームページ)
2011年
- 国土交通省 地域づくり表彰全国地域づくり推進協議会会長賞(ホームページ)
- 国土交通省 中部地方整備局長表彰
2014年
- 土木学会市民普請入賞
2015年
- 社)日本港湾協会賞企画賞受賞
- 国土交通大臣表彰認定 手づくり郷土賞 大賞部門
- この度、平成27年度国土交通大臣表彰「第30回手づくり郷土賞大賞部門」に選定されました。「手づくり郷土賞」は、地域の魅力や個性を創出している良質な社会資本及びそれと関わりがある優れた地域活動が一体となったものを一般部門で選定し、その中で、引き続きなお一層の活動の充実が行われるなど、個性的で魅力ある地域の実現 に寄与しているものが大賞として選定されます。「清水港・ みなと色彩計画」は平成18年度に一般部門で選定され、「色彩計画は、地域全体の合意が必要であり、地域をまとめて色彩計画を作るのは大変なことだが、『清水港・みなと色彩計画』では、多くの関係者の協議によって優れた景観を達成していて、市民にとって魅力ある社会資本を生み出し、発展させている活動は、港の景観形成という点で模範的な事例。また、土地利用という色分けではなく、市民が観たときに富士山の眺めが一層綺麗になる様に色を選択する観点も入っている独特な色彩計画である」と講評を頂き、大賞の認定書が授与されました。

2021年
- 都市景観大賞(「景観まちづくり活動・教育部門」大賞(国土交通大臣賞))(ホームページ)
清水港の取り組みは色彩計画という言葉では正しく表現できない。30年以上にわたって取り組まれてきた港の風景の再デザインであり、その成果はこの風景を担うべく醸成された地域社会そのものである。港に連なる建屋の屋根の色彩はある範囲に収まりつつ微妙に色合いが異なり、単なる統一ルールでできた姿ではないことが伝わる。施設は時に抑制的に時に戦略的にデザインされ、丁寧な検討と協議が重ねられたことがわかる。港湾関連事業者は世界の港を見ているので意識が高いのだという。各社が工夫を凝らし、専門家のアドバイスを得ながら風景をひとつひとつ洗練させてきた。その動きは臨港地区の外側にも広がりをみせている。日本平から港を眺めると、海と山のあおと港のあおが引き立てあい、その向こうに富士山がそびえる風景が楽しめる。この風景を眺めて育った若者は心からふるさとを誇りに思えるだろう。港湾を管理する県、まち全体に責任を持つ市、物流・工業・商業などを営む事業者、将来を担う若者たちを含む市民、全体を見渡す専門家。港にかかわる全ての主体がそれぞれに磨き上げた清水港は現代日本を代表する美しいみなとまちである。(審査員講評)
2024年
- 社)日本港湾協会技術賞受賞(ホームページ)
官民連携により、防潮機能を有する緑地整備により、陸と海の連続性を確保し、防潮堤自体が新たな清水港の景観創出に大きく寄与したものである。(審査員講評)






